夏の養生薬膳
こんばんは。
夏ですね
立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑の節気もあっと言う間に過ぎて、8月7日は立秋でした。
この季節、体の変化はやはり陽気の成長ですね。1年の中で最も陽の気が旺盛になり、
汗をかき、陰の気も大きく消耗するため、
夏の間は保養する事が大事ですね。(^^)
ところで皆さんは、汗をかいてますか?
今でこそ、どこに出かけても空調が入っていて、過ごしやすいと言うか、もうこの生活が当たり前なんですよね。(^_^.)
自然ライフスタイルを目指している自分としては暑い時は暑い、寒い冬は寒い。
それでいいんじゃないかな~~(*^^*)
それが当たり前なんです。(^^)
しかし今日も都内感染者多いいですね ! (*_*)
家庭内の感染もあるようで、小さなお子さんをお持ちのご家族は心配ですよね。
今年のお盆は我が家で大人しく、暑さを凌ぎましょう。ご先祖様もきっとわかってくれてますよ。
さて本題に入ります。
五行学説では、夏は " 火 " 暑に通じています。暑さにより、心のはたらきが旺盛になり血流が速くなる事から、顔が赤く、発汗、
心拍数も速くなります。
不眠にもなりやすい時期ですね。
今回は、中医学を土台とする健康維持、体質改善、病気予防を目的にお薦め出来る、
この時期の食に関してお伝えします。
薬膳における考えで食薬とは、料理に使用する食材の性質と味、その働きから
「五気六味」
と言う効能を定めています。
興味がおありでしたら最後まで読んでみて
下さい。(^_-)
心のはたらきを助ける食材を薬膳処方の考え方からお話しします。
ここ数日はやはり暑いですね~。
夏は体内の異常な熱を抑える事が大切とされます。涼性、寒性、平性で苦味、酸味は心の熱をコントロールするとされ、精神を安定させ、同じように辛味、甘味の食薬は血液の流れを順調に戻してくれるとされます。
夏の主役は苦味ですかね。(^^)
大きく分けると以下の 3 区分
「不調を改善させる食薬」を選ぶと良いとされます。
辛涼解表類 (しんりょうげひょうるい)
風邪によって起こる症状、頭痛、肩こり、
関節痛、食欲不振、むくみ、下痢などの症状を改善する。
薄荷 (はっか)、菊花 (きくか)、桑葉 (そうよう)、牛蒡子 (ごぼうし)、葛根 (かっこん)、淡豆鼓 (たんとうし)、などが上げられます。
清熱類 (解毒) (せいねつるい)
発熱や目の充血、喉の渇き、口内炎、吹き出物等、体内の熱を取り除き、体に害を与える毒の作用を排除します。
芦根 (ろこん)、竹葉 (ちくよう)、荷葉 (かよう)、金銀花 (きんぎんか)、蒲公英 (ほこうえい)、馬歯莧 (ばしけん)
安神平肝類 (あんしんへいかんるい)
緊張した精神を和らげ、不安、不眠を改善し、興奮状態を鎮め精神を安定させる。
拍子仁 (はくしにん)、合歓皮 (ごうかんひ)、石決明 (せっけつめい)、牡蠣 (かき)、珍珠 (ちんじゅ)、決明子 (けつめいし)、天麻 (てんま)
これらの中薬と旬の食材を合せた献立が夏の
メニューにふさわしいんですね。(^^)
旬と言えば、オクラ、セロリ、苦瓜 ( ゴーヤ )、冬瓜、キュウリ、トマト、ズッキーニもいいですね。
やはり夏の定番は緑豆です。
清熱解毒として、ニキビや腫れ物、食中毒予防、また清暑利尿、熱中症の予防、喉の乾き、赤痢などの伝染病予防に良いとされてます。
枝豆やグリンピース、そら豆も美味しい夏の食材ですが緑豆(リョクズ)は心と胃に帰経します。
もちろん1年を通して日本人はお豆腐を食べてますよね、お豆腐は清熱解毒で、益気和中(えっきわちゅう)、熱邪による咳、喘息、
喉の乾きや便秘、疲れ、食欲不振の改善に良いんです。
小麦や大麦を使ったそうめん、うどん、
白玉などに食薬を使った庵をかけて食べるのがお薦めです。
小麦も涼甘で心脾腎、清熱除煩 (せいねつじょはん)、養心安神 (ようしんあんしん)、補益脾胃 (ほえきひい) なので夏バテ、食欲不振、不眠、イライラを改善してくれるんですよ。
やっぱり夏はそうめん、ひやむぎなんですね。(^_-)
※ トマトと小麦の清熱の効果で、体の熱を取る。冷やし和風パスタなんかいい感じで作れそう。(^_-)-☆
皆さんも食薬と夏野菜で、
この夏を乗り越えて下さいね。
神戸の薬膳ショップ ( 薬膳食材 甜蜜蜜 )
Tim Ma Ma さん。
良かったら検索して見て下さい。
ところで今日はライオンゲートでしたね。☀
暑くても今週はお天道様の光を浴びて、
宇宙のエネルギーをチャージして下さいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
感謝してます。\(^o^)/
2020年8月8日
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